アドバイスと迷惑の境界線

スキー技術について語るのは楽しくもあり、難しくもあります。
自分のしている事、やりたい事、相手にして欲しい事、などを上手く表現するのは大変です。

仲間内で互いの考えを高めていくのは楽しい事ですが、一方的に聞いてもいない考えを押し付けられるのは楽しくはありません。

今回は、アドバイスと感じるか迷惑(不快)と感じるか、その境界線はどこか考えてみたいと思います。
受講参加が必須のキャンプや講習会でななく、自分から参加した講習会なり練習会のケースで、講習料もボランティア程度の場合としましょう。

取りあえず以下の3パターンのアドバイスに分けて見ました。

Aパターン
 技術レベルが上(実践可能)から → 実践できないかたへ

Bパターン
 技術レベルが同等同士(実践できていない同士)

Cパターン
 技術レベルが下(実践できていない)から → 表現差はあるにしても実践可能者へ


では、内容に移ります。


■Aパターン
通常よくある講師と受講生のようなケースです。 仮に講師と受講生と言う事で進めます。
もともと受講生は指導的な立場の方からのアドバイスを求めて参加しているので、大概はすんなりと行きます。
自分に合わないと思ったら、他の指導者のところへ行けば良いのですから。

講師が10人いれば10通りの言い方があります。大概は結果が同じ事になりますがアプローチが異なるのです。
受講生の感性に合わないアドバイスだったとしても、一旦はトライしてみて、自分にマッチするかどうか、確認する事をお勧め致します。これが今後の指導する立場になった際の引き出しになります。

講師の言葉にもよりますが、悔しいと感じても不快に思う事は少ないと思います。
これはアドバイスに分類されますね。


■Bパターン
仲間内であれこれ試して見る時間が結構楽しいかと思います。
講師側からみればムダの様な事も受講生は知らない事が多いのでトライエラーを繰り返して経験を積んで行きます。
私はコレを知識の技術と呼んでいます(知っていたら実践出来るけど、知らないから実践出来ない事)。

ここで大事なのは、自分が出来もしない事を、評論家ぶって相手に押し付けない事です。
押し付けられた側は、不快としか感じません。
その考えが正しければ良いのですが、えてして間違った解釈の場合が多いので、素直な相手ほど被害を受けてしまい滑りがボロボロになります。
 → この場合はアドバイスではなく迷惑に分類されます。

同じ考えを言うにしても、私はこう考えているけど出来ない、一緒にやってみない? 風に聞けば新しい考えも浮かび、きっと上手く行くのではないでしょうか。
 → これはアドバイスに分類ですね。

大事なのは共感を得られるかどうかだと考えます。
共感を得られない考えの押し付けは迷惑行為そのものになります。



■Cパターン
その理論を実践出来ている方からの発言なら、耳が痛い言葉でも、ありがたい教えの部類となり勉強になります。
今回はその逆なので、通常はありえないパターンになります。

講師が説明した内容と見本の滑りが違う場合は、むしろ生徒側から、説明と違う旨言ってあげるべきと考えるのでここのケースからは除外致します。

考えられるとすれば、
C-1 講師側の滑りに問題があり、全く参考にならないが、説明は的を得ているケース
C-2 講師側の滑りにも説明にも問題があり、全く参考にならないケース
C-3 講師側の滑りは大丈夫だが、説明がちんぷんかんで意味不明なケース

C-1については、受講者からその旨意見が出れば、人間性にもよるかと思いますが、講師側で自分ではなく、誰か見本を見つけ、それに対して説明を行う事で上手く行くと考えます。
 → 立場が逆ですが、講師側はアドバイスと受け取るでしょう。

C-2については、自分のスタイルに合わないと考え、即刻別の講師を見つけた方が良いかと考えます。
受講者からその旨意見を言っても、おそらく良い方向に進むとは思えません。
 → これはお互いに迷惑の部類でしょう。

C-3については好き嫌いがハッキリすると思います。むしろ受講者側から、それはこんな感じですか等と確認することで良い方向に向かうと考えます。

いずれにしても、自分より技術レベルが上へのアドバイスなり意見になりますので、その言い方が重要になります。
「私はこう理解しているのですが」、「私にはこう見えたのですが」、など講師側に確認する言い方が良いかと考えます。
 → 講師側ではアドバイスと感じるでしょう。

たまに面倒見てもらっている立場を忘れて持論をぶつけて来る方も居ます
 → これはボランティア講師側としては迷惑になります。



上達が早い人は、たいがい聞き上手です。

コツなどを講師から上手く引出します。そしてすぐに試し、そのフィードバックを受けます。
自分で勉強している姿勢が見える生徒には講師も熱心になります。
いつも受身の姿勢の人とでは当然上達具合が違います。
ましてやケンカ腰でうまく教われる訳がありません。


上達で悩んでいる人は、ちょっと考えて見ませんか?




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